UAEを知っていますか⁉
皆さんは「UAE」という国を御存じでしょうか。
正式名称はアラブ首長国連邦(United Arab Emirates)、略称としてUAEと呼ばれています。
サッカーの代表戦などでは目にする事もありますが、残念ながら日本での知名度が高いとは言えないようです。
一方でアブダビ(Abu Dhabi)やドバイ(Dubai)といった地名、特にドバイという名称は知っている方も多いのではないでしょうか。
アブダビもドバイもUAEにある都市の名前ですが、同時にUAEという連邦国家を構成する首長国の名称でもあります。
どちらもこの数十年の間に驚異的の発展を遂げてきており、特にドバイは今や世界経済や投資の最重要エリアの1つに挙げられています。
経済だけでは無く、観光や文化の面でもとても大きな魅力に溢れた地域です。
こんな素敵な場所の魅力を伝えたくて本サイト「アブダビ、ドバイ倶楽部」を立ち上げました。
UAEの国全体を取り上げて行く予定ですが、どうしてもアブダビやドバイの知名度が高く、印象にも残りやすいので、サイト名は敢えてアブダビ、ドバイ倶楽部としました。
よろしくお願いします。
アラブ首長国連邦
アラブ首長国連邦(The United Arab Emirates、UAE)は、中東のアラビア半島に位置する北海道と同じ位の広さ(約83,600km2)を持つ国です。
より正確にはアブダビ、ドバイ、シャルジャ、ラスアルハイマ、フジャイラ、アジュマン、ウンムアルカイワンという7つの首長国で構成される連邦国家となっています。
UAEの首都はアブダビ首長国のアブダビ市です。
・名称 アラブ首長国連邦
・英語 United Arab Emirates, UAE
・構成 7つの首長国からなる
アブダビ
ドバイ
シャールジャ
ウムアルカワイン
アジュマーン
ラアスアルハイマ
フジャイラ
・首都 アブダビ(Abu Dhabi)
・地域 中東、アラビア半島の南東部
・都市 アブダビ、ドバイ、シャールジャ、アルアイン、アジュマーンなど。
・政治 連邦制君主国。
やっぱりオイルマネーの国?!
UAEあるいはアラブ首長国連邦と聞いて一般の方が思い描くのはやはり石油や石油に伴うお金持ちのイメージでしょう。
実際UAEは世界第7位の石油生産国であり、人口や国土の規模を考えると非常に豊かな国といえます。
潤沢なオイルマネーがUAEの発展を支えてきた事は間違いありません。
但し石油の大半はアブダビで生産されています。
アブダビ以外の首長国、特にドバイは潤沢な油田に恵まれた訳では無く、石油以外の産業を育てて大きな発展をしてきました。
アブダビもドバイの成功を見て脱石油を見越した産業の育成に力を入れています。
石油だけの国では無いからこそUAEは魅力的なのです。
世界が注目する経済都市ドバイ
ドバイは観光、不動産、金融、航空といった分野に焦点を当て、積極的な投資と政策によって稀に見る発展を果たしてきました。
砂漠しか無かった小さな町に観光資源を創り、インフラを整え、世界中から金やヒトを集めて成長を続けています。
世界で最も高い建造物ブルジュ・ハリファ、世界最大のショッピングモールであるドバイモール、世界最大の人工島パームジュメイラなど訪れるべき場所がたくさんあります。
外国人が投資や仕事をする環境も整っており、世界中の投資家や経営者・労働者が集まってきます。
美しい首都アブダビ
一方、首都のアブダビも数多くの観光資源を抱えています。
シェイク・ザイード・モスクは中東を代表するモスクの1つですし、ルーブル美術館唯一の別館であるルーブル・アブダビもあります。
欧米や日本でも大ヒットしたSex and the cityでも使われたエミレーツ・パレスも一見の価値ありです。
個人的には2019年から一般公開されている大統領の官邸であるカスル・アル・ワタンがおすすめです。
中心部にはドバイに負けないほど高層ビルが聳え立っています。
ドバイ↔アブダビ間はとても近くて行きやすい
ドバイとアブダビは実はとても近い位置関係にあります。
ドバイの中心部からアブダビの中心部までは直行バスで2時間強ほどで行く事ができます。
ドバイの中心から少し離れたイブン・バットゥータのバスセンターからなら90分ほどで着きます。
料金も25AED(約1,000円)と格安です。
日本で言うと東京と横浜の関係に近いでしょうか。
UAEを代表する2大都市を容易に行き来できるのも魅力的ですね。
投資やビジネス面も魅力
ドバイやアブダビの観光に興味がなくても、UAEには投資やビジネスの魅力もあります。
特にドバイではさまざまな投資家向けの制度や外国人がビジネスをしやすい仕組みが充実しており、多くのチャンスがあります。
通貨も米ドルとレートが固定されていて安定しており、新興国にありがちな通貨不安も少ない点も魅力です。
少なくとも知らずにいるのはもったいない市場と言えます。
まとめ
中東の小さな国・UAEへの日本からの関心は残念ながら決して高いとは言えません。
しかしながら世界はアブダビやドバイに熱い視線を注いでいます。
本サイト「アブダビ、ドバイ倶楽部」では両地域やUAEの情報をわかりやすく発信して行きたいと考えています。
2023年12月2日にUAEは建国52年を迎えました。52周年おめでとうございます。
これからも平和で豊かな国であるよう願っています。
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